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スカンジナビアの南端より

小さなニュースや観光名所などをご紹介します


夏真っ盛り

その他 共通の話題など Posted on Jul 14, 2018 17:50:21

長い冬が開けたとたんに急に30度近くまで上がる気候に。5月は観測史上最も暑い5月となりました(観測が始まって129年間、これほど暑い5月は無かったそう)。

それ以来ずっとお天気が続いています。

毎年のように夏になるとお隣さんからいただく野菜。
近くに家庭菜園を持っていて、そこで色々な野菜を育てているそうです。

超巨大ズッキーニ、手のひら2倍分。
そして採れたて玉ねぎ。

すでにズッキーニ1本はケークサレとして消費。
できるだけ新鮮なうちに食べたいのですがどうやって調理するか思案中。まずはポタージュにでもして作り置きしようと思います。



おススメの本

その他 共通の話題など Posted on Apr 19, 2018 12:42:52

先月はここ30年のうち5つの指に入るぐらい寒かった、といわれていましたが、やっと春がやってきました。桜もこの通り開花し始めています。
今まで枝だけだった木も、芽吹き始めました。

ところで今日はおススメの本を。
マイケル・ブース著
限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか?
コペンハーゲンに住むイギリス人ジャーナリストの目から見た北欧5か国の文化、慣習から政治に至るまで様々なポイントから書かれています。

著者の個人的な印象も交えての内容で、ジョークも交えながらなのでテンポよく読み進めることができました。翻訳者さんが優秀なせいもあるのかもしれません。

北欧に一度でも係わったことがある人にとっては「あるある!」と思わず膝を打つような部分が多いはず。北欧にいる外国人として困惑させられること、時にはイライラさせられることにも共感すること間違いなしです。

また一度も北欧に来たことがない人でも、近年「世界一幸福な国」として知られる国々がどんなところなのか、どんな人たちが住んでいるのか、本当に幸福なのか、読んでみる価値ありだと思います。



Övedkloster ウーヴェドクロスター

スコーネ地方観光 Posted on Apr 19, 2018 11:05:34

修道院(=クロスター)と名は付いていますが貴族の館です。
建立年:1763-76
見え辛いですが、正面玄関の先には数百メートルもの並木道が続きます。

12世紀に修道院があった場所で、宗教改革後に当時スコーネ地方を治めていたデンマーク王の手に渡りました。のちに王との土地の交換により貴族領へと変わります。1700年代中ごろにRamel家の所有となり今に至ります。この邸宅を建てたRamel家の人物、Hans Ramel(ハンス・ラメル、1724-99)はBygg-Hans(建築ハンス)とニックネームがつけられるほど、様々な建築事業を手掛けた人物で、ウーヴェドクロスターは、当時スウェーデン建築界のスター的存在だったCarl Hårleman(カール・ホーレマン、1700-53)の設計図に基づいたものです。
              邸宅を改築した『建築ハンス』↑

インテリアも18世紀当時のまま。素敵です。

今現在もRamel家の方々が実際に住まれています。
大きなグループであれば、事前予約により建物内のガイドツアーを行ってくれます。
(写真はガイド中の9代目Otto Ramelさん)
広大なお庭や邸宅併設のカフェとお店は一般解放されています。


http://www.ovedskloster.com/



急な寒波

その他 共通の話題など Posted on Mar 04, 2018 17:28:23

あっという間にもう今年も3月に入りました。
年が明けてしばらくすると、寒さは変わりませんが、だんだんと日の長さが伸びてくるのが感じられるようになります。春先に咲く野花のつぼみも目にしたりしていたのですが、ここ2週間ほど突然の寒波に見舞われています。

海に近いマルメ、コペンハーゲンでは気温がそれほど落ち込むことは無いのですが、寒い日はマイナス10度ほどまで達しました。
そして先週ついに雪も降り始め、今はこの状態です。
雪が降るといつもの景色も全く違って見えます。
来週からまた気温がプラスに戻るそう。つかの間の雪景色となりそうです。



DRコンサートホール

デンマーク Posted on Nov 19, 2017 11:07:06

DR(デンマークの国営放送局)には大きなコンサートホールがあります。
適当な画像が見つからなかったのでこちらからどうぞ。
https://da.wikipedia.org/wiki/DR_Koncerthuset#/media/File:Copenhagen_Concert_Hall.jpg

一見、工事中?と思いますがこれは完成した姿。
フランス人建築家Jean Nouvel(ジャン・ヌヴェル)によるもので、デンマークの小説「スミラの雪の感覚」の一場面、グリーンランドに落ちた隕石から着想を得たのだとか。表面を覆う青色スクリーンはカーテンのように開閉可能。夜はライトアップもされます。

曰く付きの建物で、3年の延長期間を経て2009年に完成。予算もその分大幅オーバー(なんと250%増!)。当時の会長が責任を取って辞職、多くの職員も解雇されるという事態に…
というなんとも悲しい背景があるのですが、それはさておき。

ロビーに入るとこのような感じ。

コンクリートとガラス、そして鉄の支柱。

一番大きなホール。

ホールの音響は日本人音響設計家の豊田泰久氏が手掛けています。

客席が舞台をぐるっと囲むような作りになっています。ちなみにこの写真はオーケストラの後ろ側、一番上の席からの眺めです。この角度の席だと指揮者の表情なんかを見ることができて楽しいのですが、間近にあるティンパニやホルンの音がよーく聞こえます(聞こえすぎます💦)。普段聞けないパート音が聞こえるのはそれはそれで面白いのですが、音はやはり正面から聴いた方がバランスよく楽しめるようです。



Svaneholm(スヴァーネホルム)城

スコーネ地方観光 Posted on Oct 11, 2017 17:54:56

スコーネ地方南の方に位置するSvaneholm(スヴァーネホルム)城
デンマーク貴族により1530年ごろに建立。
お城の周りにはSvaneholm=白鳥の島の名の通り、白鳥たちが住む湖も。
かつてはお堀のように四方が湖だったそう。
現在は博物館として一般に開放されています。
http://www.svaneholm.com/
ちなみにこのお城があるSkurup(スクールップ)市は、『ニルスの不思議な旅』の出発点にもなった場所としても知られています。
道路脇にはガチョウに乗って旅するニルスの像も。
(画像はこちらhttps://www.skane.com/sv/skurup-livskvalitet-och-utmarkt-affarsklimat からお借りしました)



春の兆し

その他 共通の話題など Posted on Mar 17, 2017 12:14:17

ついこの間まで、寒い暗い寒い暗い・・・と憂鬱な日が続いていましたが
やっとお日様が顔を出すようになりました。

公園もこの通り!
今まで何度も通ったはずなのに、全く気が付きませんでした。
花たちはけなげに冬を越し、今年もちゃんと顔を出していたのでした。

まだまだ風は冷たいですが、この花(エランシス)を見ると春も近いな、と感じます。



ビール粥?

デンマーク Posted on Nov 27, 2016 15:38:35

今日はデンマークで一番古くからあると言われる料理をご紹介。
さて、これは…??

Øllebrødと言います。発音が難しすぎてカタカナ表記も不可能なのですが(苦笑)あえて書きますと「ウルブロ」みたいな感じになります。デンマーク語でølはビール、brødはパン、ということで、中身は名前のまんま。ビールでパンを煮込んだお粥です。

料理と言うには簡単すぎなのですが、もともとこれは節約料理のひとつで、800年も前にさかのぼる中世の時代、前日の夕食で残ったパンとビールを翌朝の朝食にしていたというのがルーツのようです。

当時パンはもっぱらライ麦パン(黒パン)で、さらに水の質が大変悪かったために生水を飲む習慣がなく、飲み物と言えばビール。ビールとは言っても、アルコール度数が非常に低いタイプが飲まれていました。

ライ麦パンには栄養がいっぱい。腹持ちも良いので、日々肉体労働を行っていた当時の人々には、仕事前にパワーが充填できる良い食べ物だった、というわけです。しかも前日の残り物ですから、無駄もない。

ところで肝心の味はと言いますと・・・ライ麦パンがお好きな方は、美味しく召し上がっていただけるのでは。あの酸味が苦手な方は、結構辛いと思います(笑)。

材料はライ麦パンとビール(ほとんどの場合hvidtølヴィットウル=甘みのあるライトビール)、水、砂糖。食べる時にホイップクリームを添えたり、生クリームをそのままかけたりすることもあるようです。卵の黄身を加える、なんていうレシピも。現代人にとっては少々カロリーオーバーかもしれませんが、1日中おなか一杯でいられること間違いなしです。
(今回は時期的なこともあり、写真のJuleølユールウル=クリスマスビールを使用。nisseølニッセウル=小人のビールとも呼ばれる、アルコール度数1.7パーセントの甘みの強いビールです)

これはあくまでも家庭で作られる料理ですので、レストランで食べるような料理ではありません。ごくごくまれに、ホテルの朝食に登場したり、会社の食堂で出されたり、ということはあるようですが。ドイツやイギリス、ノルウェーにも似たようなものがあるのだとか。

というわけでちょっと面白い料理(?)のご紹介でした。

※ところで今回のøllebrødは、デンマーク人の知人(少し年配)が作ったものです。デンマーク人にとってøllebrødは「田舎のおばあちゃんが作ってた懐かしい食べ物」という感覚のようです。したがって、日常的にこれを食べてる人たちはたぶんもういないと思われます。



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